FC2ブログ

アクノス研究所

「広がれ魔物娘の輪!」に参加中! 広がれ魔物娘の輪!!わたしたちは魔物娘を応援します!
ふたば悪堕ちスレファンサイト 女性が悪堕ち、人外化するのが大好きな人のブログ。18禁

闇に染まりし光の王子

注意!!
今回はエロなしでございます!

今回のお話は「緋線形螺旋」さまの「アークデーモン:リース」から良い妄想の種を頂きまして
それを書き留めてみました。

元ネタを知らない方でも大丈夫だと思いますが、元ネタの聖剣伝説3というゲームは
なんとラスボスのうち2体は「悪堕ち」してるんですよね!!
ネタバレですが、理の女王、黒耀の騎士、堕ちた聖者、仮面の道士、ビルとベン、覚えてるだけでもこれだけのキャラクターが洗脳or悪堕ちしてますね。
とんでもない悪堕ちゲーです。

過去の掲載物にビルとベンでひとつお話を作ってたりも…

それでは、「続きを読む」でお話が始まります。
よろしければ文章の破綻の指摘や感想をお願いします。

その城は煌く光に包まれた聖なる城だった。
その国の王族は代々光の力を持ち、度重なる邪悪の侵攻を避けて来た。

その赤ん坊は男と女、両方の性を持って生まれてきた。
その赤ん坊は、ゆくゆくは一国の王の子として育てられるはずだった。

不幸な事に赤ん坊の国には
『ふたつの性を持つ王の子は国を滅ぼす』と言う予言があった。

王と王妃は嘆きながらも、国の為に我が子の命を絶とうとした。
命の危険を本能的に察したのだろう。
赤ん坊は王をも凌ぐ光の力を放ち、王に深手を負わせた。

光の力では赤ん坊は殺せない。
ならば闇の力で殺せばいい。
誰かがそう言った。

赤ん坊は生まれてすぐに城の地下牢に幽閉された。
光の城の地下深く、一筋の光すら届かない漆黒の闇で塗り固められた地下牢に赤ん坊は投げ込まれた。
そして牢の入り口は塞がれ、赤ん坊はただ死を待つしかなかった…



それから時は流れ、赤ん坊は少年に成長していた。
染み出る地下水を啜り、蟲や鼠を喰らって生きていた。

何故自分がこんな目にあっているのか?
何故ここにいるのかはわからなかった。
だが少年はこれが普通だと感じていた。
少年にとってこの漆黒の地下牢こそが世界の全てだったから。

ある時少年は不思議なモノを見つけた。
黒で塗り潰された世界に一筋の光が差し込んでいたのだ。
長い年月を経て、塗り固められた入り口に僅かな亀裂が入っていた。
少年は好奇心から無我夢中で亀裂を広げた。

やがて亀裂が大きく走り、音を立てて壁が崩れた。
少年の目に飛び込んできたのは色のついた煌びやかな世界。
心地よい音楽、良い香りが少年の身体を包む。
何もかもが初めてな少年は、心を躍らせながら城を探険した。

美味しい食べ物、綺麗な何か、そして自分に似た生き物を発見した。
でも自分とは何かが違う。その答えはすぐにわかった。
生き物は衣服を纏っていたからだ。
自分もソレを真似しようと籠に入っていた純白の衣を身に纏う。

「あら、何処から入ってきたのかしら?」

少年の背後で突然声がして振り向いた。
そこには美しい生き物が立っていた。
その生き物に少年はどこか懐かしさを感じた。

「お嬢ちゃんは何処から来たのかしら?」

腰を降ろして、優しい笑顔で自分の顔を覗き込む生き物。
だが、その笑顔が一瞬で凍りついた。

「あ、貴女、まさか、私の…。誰かーっ、誰か来てーー!!」

その声に沢山の別の生き物がやってきて少年を取り囲んだ。

「王妃様、如何なさいましたか!!」

「こ、この子、この子は滅びの子じゃ!!」

狂ったように狼狽する生き物に少年は心配した顔で手を伸ばした。

バシィッ!!

「よ、寄るな化け物!!誰か、はやくこやつを…」

伸ばした手は力強く打ち払われた。
そこで少年の記憶は無くなっている。


うーん、可哀想

気がついた時、少年はいつもの漆黒の闇の中にいた。
少年は慌てて亀裂のあった場所へ走った。
だが亀裂のあった場所は頑丈に修繕され、頑丈な壁が立ちはだかっていた。

自分が何故こんな目に…
何故あの世界に居てはいけないのだろう?
様々な疑問が浮かんで来て、それはひとつも解決する事が出来なかった。

『寄るな化け物!』

意味は分からなかったが、少年の心に何度も蘇る言葉。
その言葉が蘇る度に少年の心に大きな傷をつけていった。
少年は胸が苦しくなり涙を流して大声で叫んだ。
何故叫んでいるのか分からなかったが、叫ばずにはいられなかった。

次第に少年の感情に黒いモノがふつふつと湧き出る。
闇と絶望が少年の心を支配していった。

『あの者達が憎いか?』

頭の中で誰かが言った。
言葉など分からない筈の少年だが、その言葉は理解する事ができた。

自分で書いてて泣けてきたぞ

『私もあの者達が憎い。どうだ、私と手を組まないか?
そうすれば、あの者達に復讐する事が出来るかもしれん』

少年はじっとその言葉を聞いていた。

『このまま永遠にこの暗闇で生き続けるのか?
そんなのは嫌だろう?あの煌びやかな世界にもう一度戻りたくはないのか?』

『戻りたい』

少年は心の中でそう答えた。

『ならば力を与えてやろう』

マドハンド!

闇が手の形となって少年の身体をまさぐり、穴という穴から侵入しようとする。
ゾワゾワとした寒気に似たモノが背筋をのぼり、少年は恐怖と嫌悪を感じて暴れた。

マドハンドじゃないか!

『ふふふ、私に身体を弄られるのは嫌か?
ならばお前をこのような目に会わせた、あの者達を恨むのだな』

ドス黒い憎悪が少年の心から噴き出し、黒く塗り潰していく。
自分を閉じ込めた者達が憎い!!外の世界が憎い!!全てが憎い!!

これがフィストファックか!?



爆音と共に地下牢の壁が吹き飛び、そこからゆらりと少年は現れた。

「おのれ破滅の子め!!」

「悪魔!!」

「コロセ!!」

数々の憎悪を含んだ言葉が少年に浴びせられる。

ダークパワー!!

その言葉を掻き消すように少年の身体から、恐ろしい程強大な闇の力が放たれた。




魔界の王は、少年の生い立ちと闇に閉ざされた心に目をつけ、
魔王の後継者として、魔界の力を彼に与えた。

そして闇の力が覚醒した少年は、予言通り国を滅ぼしたのだ。
晴れて自由の身となった少年だったが、その心は暗く閉ざされたままだった。
あれほど切望していた外の世界が酷く虚しく見える。
初めて見る青空を眺めても、地下牢の暗闇から抜け出した時のような気持ちにはなれなかった。


忌まわしい思い出1

この世界には忌々しい思い出が多すぎる。
ならば、私自身が神となって世界を作り変えてやればいい。

いつしか少年は数多の魔物達から黒の貴公子と呼ばれるようになる。
黒の貴公子は神となるべく、世界に封印された八匹の神獣の力を吸収しようと画策する。
そしてその計画は成功し、黒の貴公子は神となった。
自らに力を与えてくれた魔王すら滅ぼし、人間界、魔界、聖域を統べる三界の王となった。

忌まわしい思い出2

新しく神となった自分には、忌まわしい思い出が染み付いたこの体は相応しくない。
汚れた着物をぬぎ捨てて、新しい着物に着がえるように新しい身体に魂を移すのだ。

だが、それを邪魔する者達がいる。
その者達を滅ぼさない限り、自分の心が晴れる事も無いだろう。

3界の王の真の姿

さあ、新しい神の手によってお前達を葬ってやろう!

アーク・デーモン登場

見よ、これが魔界と人間界と聖域、三界の王の真の姿だ!

web拍手
別窓 | 堕ち話 | コメント:6 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<所長のひとりごと | アクノス研究所 | 【遂にキタ!】 世界(近所)の平和は私が守る! 【ヒーロー登場!】>>

この記事のコメント

なるほど、黒の貴公子が両性具有であったとは一本取られました。
原作の設定の筋から外れることなく、それを補完するような素晴らしい設定の数々、驚嘆の目で読ませていただきました。
本当にこれが公式設定なのではないか、と思えるほどの出来です。
特に最後の真の姿などは、原作と意匠が違うにもかかわらず、その禍々しさは十分に伝わってきます。
また、最後から3枚目の血だらけの画像と文章からは闇に堕ちた者の慟哭さえ伝わって来そうです。

憎悪などの暗く深い闇に飲まれて悪堕ちする、というのは個人的には実際に悪に堕ちているいないに関わらず大好きです!

とにかくGJでした!


2009-05-22 Fri 22:47 | URL | 緋風 #sSHoJftA[ 内容変更]
元ネタを知らなくても読めるとのことでしたが、知らないよりは、知っていた方が理解し易い内容だったと思います。
 
僕ですか?
元ネタ知りません。
 
内包していた憎悪が、利用者すらも食らい尽くした結末でしょうか?
怖くもあり、憧れも感じる文章でした。
2009-05-22 Fri 23:22 | URL | 神代☆焔 #-[ 内容変更]
良いストーリーですね~。
幽閉中に一度だけ外に出て拒絶と迫害を体験しているのが、
堕ちる為の良いきっかけになっていますね♪
それから最後の最終形態、格好良いです♪
なんとか機であれを再現するのは無理なので凄いです♪
(特にスペースの問題で。)

黒の貴公子が両性具有…原作でもそうなら良かったのに(ぁ
2009-05-23 Sat 08:57 | URL | Mizuha #-[ 内容変更]
こ、れ、は……!!
物語の筋もとても良かったですが、純粋に最後の画像に息を飲みました。
カスタム少女でこの画像作るのは相当に手間がかかっておられるのでは……。
いやはやGJ!!
2009-05-23 Sat 22:39 | URL | わぶき #-[ 内容変更]
>緋風さま
本編での予言の内容には「国を滅ぼす子」としか触れていないので
ひと目みて分かる姿だったのか?と思いまして両性具有を思いつきました。
アークデーモンはメカっぽいデザインなのでロボパーツを使ったのですが
うまくいかず上記のような鎧姿で妥協いたしましたw
最後から3枚目の画像に目をつけるとは流石ですな!!
黒の貴公子の「忌まわしい思い出の染み付いた身体」という言葉から
監禁の他にも父や母を殺した後悔もあったのでは?と妄想しましたw
黒の貴公子が語ってはくれないので忌まわしい思い出の真相はわかりませんがねw

>神代☆焔さま
黒の貴公子はゲーム本編でも謎が多いと言うか、あまりセリフもないので今回のお話は90%くらい妄想なんです。
(姿が出てくるのも物語終了直前というスクエアならよくある展開w)
彼に殺された魔王の話もラスボス(黒の貴公子)前に戦うボスが
彼の生い立ちと魔王の存在を明かすのですが、
どんな理由で魔王が殺されたのかは不明なんですよね。
単純に3界(すべての世界)の王になる為に邪魔だったんだと思いますが、
神代☆焔さまの言う様に彼の憎悪が魔王にも向いてしまったのかもしれません。

>Mizuha様
生まれてすぐに幽閉されたとの事で、
「外の世界を知らなければ暗闇の世界で絶望もしないんじゃね?」
と思ったのです。
しかも、外の世界から拒絶されるとか
自分で書いていて可哀想になっちゃいましたよ::
最終形態は本当に頭を悩ませました。
原作に似せようと作った結果が”アレ”ですしw
でっかいハートw
2009-05-23 Sat 22:49 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
>わぶき様
かなりの透明カス子が存在していたので
エラー出て画面が閉じる絶望だけは避けたかったんですが、
ちょこちょこヘビーセーブしたおかげで大変な作業になりましたねw
あと、実は遠近法で本体はずーっと奥にいますw
それを別撮りしたりして、フォトショで編集して作ってみました。
2009-05-23 Sat 22:54 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
∧top | under∨

コメントの投稿

 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| アクノス研究所 |