FC2ブログ

アクノス研究所

「広がれ魔物娘の輪!」に参加中! 広がれ魔物娘の輪!!わたしたちは魔物娘を応援します!
ふたば悪堕ちスレファンサイト 女性が悪堕ち、人外化するのが大好きな人のブログ。18禁

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨

騎装閃士エーデルリッター 第2話「水への誘い(いざない)」 後編


皆様長らくお待たせしました!!
ひと月半も放置してごめんなさい!!
これは五月病にかかってたんだと思います!
あと、某ネトゲのCβとかやってましたすみません…

騎装閃士エーデルリッター 第2話

  「水への誘い(いざない)」 後編









放課後の学園内は部活に励む生徒達の声で溢れていた。

しかしそれも日が沈むまで。
辺りが茜色に染まり、風が肌寒く感じる頃には
校内の喧騒も静けさを取り戻しつつあった。

そんな静寂に包まれつつある学園内のプールに、ひとつの影があった。

魚住藍(うおずみ らん)は、まだまだ泳ぎ足りなかった。
まるで怪我で泳げなかった時間を取り戻そうとするかのように
彼女は泳ぎ続けていた。

何度プールを往復したことだろう。
ふと、藍は自分の両側に並んで泳いでいる人影がある事に気がついた。

シュバババババ!!

並んで泳ぐ人影は藍を悠々と追い抜いていく。

(すごい…。こんなに早く泳げるなんて……)

水の抵抗をまったく感じさせないその泳ぎに、
藍は感動すら覚えていた。

その人物の正体を確かめようと
藍は水面から顔をあげた。
「えっ…!?」

そこには三匹の怪物がいた。

「フフッ、オ久シブリデス。魚住センパイ」

蛙のような肌の怪物の一匹が話しかけてくる。
藍はこの怪物を良く知っていた。

裏水泳部への強引な勧誘

「まさか…田辺、さん?」

声をかけてきた瞳のない真っ赤な眼と蛙のような肌の怪物の顔は
しばらく前に行方不明になった後輩の田辺のものだった。

田辺だけではない、もう片方の蛙は同じく後輩の河津。
そして中央にいる魚のような特徴を持つ怪物は、同級生の伊勢尾。

三人とも行方不明になっていた水泳部員だ。

「アハハ、驚かせテごめンなサイ。
 デモ、この身体の良さヲ魚住サンにも教えテあげたくテ♥」

伊勢尾が藍に歩み寄る。

「マルデ、魚みたイに泳げルんだよ?
 泳ぐのが楽シクテ、楽しくテ、堪らナインだよ?
 魚住サンも、泳ぐの好キでしょ?」

「ダカラ、コッチオイデヨ」

「フフフ、タノシイヨ」

三匹が藍にまた一歩にじり寄る。


「そこまでだ!!」


「ダ、誰ダ!?」

強引な勧誘は校則で禁止されているんだよ!

「部活動に勤しむ学生を悪の道に誘おうとする怪人め!
 このエーデルロートが来たからには、好きにはさせないよ!」


「喰らえ!!ファウスト・パトローネ!!」


言って解らないなら殴って解らせる


突如現れた赤いコスチュームを身に纏った少女がプールサイドから飛び出すと
真っ赤な炎に包まれた拳をプールの水面へと叩きつける。


ドッパァァァァーーーン!!


その衝撃は大量の水と三匹の怪人を空中へと巻き上げた。


「ロート・シュトラール!!」

「グゲェ!!」


茜ちゃんマジ容赦ない


空中に放り出されて身動きの取れない怪人の一匹に
赤い閃光のような蹴りが決まる。

「オノレ、エーデルリッター!!」

残った二匹が巻き上げられた水の中を器用に泳ぎながら
鋭い爪でエーデルロートに襲い掛かる。

「おっと、そうはいかないよ!」

蹴った怪人の身体を足場にして
エーデルロートはそこから更に跳躍すると
真っ赤に燃えた拳をもう片方の蛙女の腹部にめり込ませた。

人間に戻ると影響がないとは言えやり過ぎ

「グボォ!!」

瞬く間に二匹の怪人を倒したエーデルロートはそのままの勢いで
残りの怪人に拳を打ち付けた。

「グギャアアアア!!!」

一方的な虐殺でした

「バ、バカ…な…」

呻く様に呟くと魚のような怪人の
鱗に覆われた肌が元の人間の肌へと戻っていく。

三匹の怪人は、元の人間の姿へと戻っていった。

「…これで水泳部は全員助け出せたみたいだね」

プールサイドに立つエーデルロートはそう呟くと、
藍が声をかける間もなく姿を消したのだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




その夜、藍は湯船に浸かりながら放課後にあった事件の事を思い出していた。

ぼけー

怪物になった部員達、そして自分をそれから助けてくれた赤い少女の事。

眼を瞑るとあの時の光景が鮮明に蘇る。

真っ赤な炎のような激しい攻撃を繰り出す少女の勇姿。
そして、舞い上がった水の中を自由に空を飛ぶ鳥ように泳ぎ回る怪物達の姿。

それはとても美しく、藍の心を惹きつけてやまなかった。

おっと、ボクの活躍はまだ終わっちゃいねーぜ!

本来ならば怪物から助けてくれた少女には感謝するべきなのだろう。
しかし、今の藍の心境はそうではなかった。


「マルデ、魚みたイに泳げルんだよ?
 泳ぐのが楽シクテ、楽しくテ、堪らナインだよ?
 魚住サンも、泳ぐの好キでしょ?」

「ダカラ、コッチオイデヨ」

「フフフ、タノシイヨ」


彼女達は私を仲間に誘っていた。
素晴らしい世界を分け与えてくれようとしていた。

そう思うと、彼女達を倒した少女が憎くて堪らなくなった。

「私も魚のように…
 伊勢尾さん達みたいな泳ぎをしてみたかったなぁ…」

そう呟いた後、藍は自分の言葉にハッとして我にかえる。

「馬鹿な事言ってないでご飯食べよう…」



藍は風呂を出るとパジャマに袖を通し、居間へと向かった。
居間のテーブルの上にはラップのかかった料理と書置きが置いてある。

『今夜は遅くなるので、レンジで温めて食べてね 母』

どうやら夕飯はハンバーグのようだ。
ハンバーグは藍の大好物だ。

だと言うのにどうしても食欲がでない。
お腹は減っている。

ふと藍は冷蔵庫に魚があるのを思い出した。


「そうだ、アレを食べよう」



ムシャムシャ


口の中に広がる青臭い味。
プリプリとした魚肉の食感が藍の食欲を満たしていく。

「随分とはしたない食べ方をするのね?」

夢中で魚を頭からかぶりついていた藍に、背後から何者かが声をかけた。


魚うまー

その声に振り返ると、そこには一人の女性が自分を見下ろしていた。
派手な外見の、如何にも遊び人と言った風体の女性だった。

「……国立先生?」

オンとオフの温度差が激しい先生

何故だろうか?
この派手な女性が自分の知っている教師だと、藍はすぐに解った。

「さ、魚住さん。こっちにいらっしゃい」

邪悪な笑みを浮かべながら、国立は藍に手を差し出した。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



人気のない夜のプールに、パシャパシャと水の跳ねる音が響く。
暗い水底を影がひとつ、スーッと走る。

悪魔のような姿をした国立は、それを嬉しそうに見つめていた。

本当に温度差が激しすぎてもはや別人

「うふふ、どうかしら?」

「はい、とても気持ちがイイです♥」

水面から顔を出した藍は、国立の言葉に素っ気無く答えた。
もっと泳ぎたい。答える僅かな時間すら惜しい。

「感謝の言葉くらいあってもいいんじゃないかしら?」

再び泳ぎ始めようとする藍を、国立の言葉が阻む。

「先生には感謝してます♥
 泳げる様にしてくださっただけでなく、
 こんな素晴らしい身体まで頂いけたのですから♥」

学校の怪談になりかねない

藍は変化した己の身体をうっとりと見つめるながら答えた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「うおおおお、いいぞアカネちゃーーん!!その調子、その調子ーー!!」

菊地部長の応援がプールサイドに響き渡る。

水の抵抗の強い身体だが気合でカバー

「護法院さんて本当に凄いね」

「今回の大会は魚住先輩と護法院さんで優勝争いするかもね」

「そう言えば、行方不明だった伊勢尾さん達見つかったんだって?」

「聞いた聞いた!昨日、プールサイドに倒れてたる所を発見されたんだって!」

「伊勢尾さん達も復帰すれば、上位全部持っていけるんじゃない!?」

「こりゃ、今回の大会は私達は何もしなくても楽勝ね!」

プールサイドは大会の結果を予想する部員達のおしゃべりで賑わっている。

「んもう、あなた達も上位を狙うって気持ちはないの?」

「あ、魚住先輩!
 いやぁ、先輩や護法院さんにはどうやっても勝てませんよぉ…」

「そんな心構えだからいけないのよ」

「はーい」

「でも、本当に護法院さんは素敵な泳ぎ方をするわね。
 見ている私まで楽しくなってきちゃう」

プールサイドに腰掛けながら藍は呟いた。

何事もなかったように・・・

「なのに残念で仕方がないわ……
 あんな素敵な泳ぎをするのに、私達を理解出来ないなんて……
 本当に…ああ、本当に可哀想な子……」

藍の紅い瞳が茜を見つめる。

「いつか貴女にもこちら側の素晴らしさを解らせてあげる。
 水泳部の皆には、もっともっと泳ぎを楽しんで貰いたいの♪」 

おめめが真っ赤だー(○ート子供ソフトで洗ってね)

「フフ…フフフフ………」






騎装閃士エーデルリッター 第2話

  「水への誘い(いざない)」 おわり


web拍手
別窓 | 騎装閃士エーデルリッター | コメント:7 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<魔転狼 蒼月さまより Love Juice 100 ~Instant Succubus~ (1) が発売しました! | アクノス研究所 | 今回の同人は土星さん   「ぽえ〜ん」ではない>>

この記事のコメント

異形化バンジャーイ∩(・ω・)∩
自ら異形化する藍ちゃんはサイコーだと思うの。
続きも期待してますー。
2012-05-20 Sun 22:17 | URL | 舞方雅人 #zh5v9u1Q[ 内容変更]
>舞方雅人さま
久しぶりの更新ですが、素早いコメントありがとうございます!
自ら受け入れるってサイコーですよね!!
とりあえず茜ちゃんのフラグは立った!
2012-05-21 Mon 00:48 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
初めましてトロと申します
いつもサイト拝見させて頂いてます
ずっと楽しみにしていた続きが見れて最高です
BADENDも見てみたいですね
これからもよろしくお願いします
応援してます
2012-05-26 Sat 02:21 | URL | トロ #D0OecPlk[ 内容変更]
毎日サイト拝見させて頂いています。
いつも素晴らしい作品が公開されているので、日々更新を楽しみに拝見させていただくのが日課になっております。
今回の作品も非常にツボを押さえていてとても楽しめました!
これからも更新を楽しみにしています。

・・・更新といえば、Village of Nightmareの続編はもう制作に取り掛かられているのでしょうか?何度もプレイさせて頂いた作品なので、完成を心待ちにしております。
では、長くなりましたがこれからも頑張って下さい!全力で応援しています。
2012-05-26 Sat 03:01 | URL | 打ち水 #3iNXO6Ik[ 内容変更]
>トロ様
どうもはじめまして!
この度はコメントありがとうございます。
BADENDについてですが・・・

ふふふ、焦っちゃダメですよ。
これは後々のフラグなのです。
いまはエーデルリッター達を持ち上げるだけ持ち上げて
一気に堕とすのですよ!
これからもよろしくお願いします。

>打ち水さま
こちらこそはじめまして!
最近は更新スピードが落ちていて、毎日楽しみに拝見してくださってるのに申し訳ない!
今回、エロが皆無でしたが楽しんでくだされたなら幸いです。

VONに関してですが、続編というかキャラの使い回しというか・・・w
ゲーム性はまったく別物のミニゲームになる予定です。
現在、Jkank様が多忙でなかなか進まないのが現状ですが・・・
応援ありがとうございます。
これからも楽しみにしていてください。
2012-05-26 Sat 23:47 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
この国立先生って鏡の話で堕ちた先生でしょうか? 間違ってたらすいません>< いつも応援してます
2012-08-06 Mon 16:07 | URL | 西野川 #-[ 内容変更]
>匿名者さま
その通りです。
ちょっとわかり難かったと思いますが、鏡の話の女性と同一人物です。
実は角の色が変わってたりしますが、
そこはパワーアップしたという事でw
応援ありがとうございます。
楽しみにしてくださってるのに、最近更新がまったくなくて申し訳ないです。
2012-08-15 Wed 13:30 | URL | アクノス所長 #EBUSheBA[ 内容変更]
∧top | under∨

コメントの投稿

 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| アクノス研究所 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。