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騎装閃士エーデルリッター 第1話「騎士の本分」 後編

皆様長らくお待たせしました!!
画像完成後、まさか編集に8時間以上かかるとは…

エーデルリッター 第1話「騎士の本分」 後編

はじまりはじまりー!





 特命で派遣された彼女たち三人は、
同じマンションの同じ部屋での共同生活を命じられていた。
それは彼女達が属する『特防』が管理する物件である。
表向きは彼女たちは親戚という事になっており、
親族が所有するマンションの一室を借りている事になっている。
予算を節約させる意味でも、互いに情報を共有しあうという意味でも、
同一の部屋であることが望ましいという決定であった。

 しかし、美鶴は部屋には戻っていなかった。
それどころか、未だに学校内に残っている。
そしてそれは決して美鶴の意思では無かった。

「あんたさぁ、何様のつもり?」

別スレで真ん中の子が妙に人気だった…

 学校の敷地内にある体育用具倉庫の裏に、美鶴はいた。
そしてそれを取り囲むように生徒が三人、そして少し離れて一人。
生徒の姿は、学校では問題有りとされている生徒達だった。

 どうやら美鶴は帰宅時に、
廊下でこの三人の中の一人に因縁を付けられたらしい。
相手にしないで立ち去ろうとする美鶴を強引にここへと連れてきた――
とは他の生徒から見た光景だった。
美鶴にとってみれば、わざわざ付き合っただけに過ぎない。
相手に手を出す事態になった場合、校舎の中では目立ちすぎる。
それに、今の美鶴は非常に気分が悪かった。

「……」

 美鶴は半ば侮蔑したように相手を見やって、軽く溜息をついただけだった。

「その態度を何とかしろっつってんだぁ、解る?」

「解るわけ無いじゃない」

 ボソリと呟いた美鶴の言葉は、三人の耳に充分聞こえるものだった。

「こっちも暇じゃないし、気分も悪いの。帰るわよ、馬鹿らしい……」

 心底、馬鹿らしいと感じているのだろう、演技でも何でも無かった。

「早めにそのナメた口をさ、止めた方がいいんじゃない?
 春菜はさぁ、マジやばいんだっつーの。
誰でも関係なくボコボコにしちゃうんだぁ」

 ニヤニヤしながら美鶴を見やる一人。
春菜という生徒は、離れた場所からジロリと美鶴を睨みつけた。

角野卓造じゃねーよ!!

その口には煙草がくわえられていた。

「で?」

 呆れたといった感じで美鶴は取り囲む三人を眺めた。

「はぁ?」

( ゜Д゜) <・・・

 三人は美鶴が脅しに屈せず、なおも態度を改めない
(自分たちにとっての)ことに、理解が出来なかった。

「言っておくけど、あなた達三人より、
 そっちに話したほうが良さそうってところは解ったわ。
 伝言ゲームをするつもりは無いから、直接話しがしたいんだけど」

「っざけてんじゃねぇぞコラ」

ベコベコにしてやんよ!

 一人が美鶴に手を伸ばしたが、美鶴は見向きもせずにその腕を掴んだ。

「ふざけてる?」

 腕を握る美鶴は、今にも相手を八つ裂きにしようとするかのような、
冷たい視線で相手を見た。そしてそのまま腕をひねり上げる。

OTOKOMAE!!

「は、離せ、って痛てぇ……ッ 痛いってこら! 離せよ!」

 生徒は美鶴に腕を掴まれたまま、捻られる方向から逃れようと身体をよじらせる。

「ふん……」

 美鶴が興味を失ったようにその手を離すと、
腕をつかまれていた生徒は脚の力が抜けたようにその場に崩れた。
腕を抑えて痛みに悶絶してはいるが、骨折や脱臼しているわけではない。
普段こんな激痛を味わった事が無いのだろうか、
随分と甘やかされている等と美鶴は思う。

「次は誰かしら」

 倒れた生徒には見向きもせずに、残った二人に向き直った。

「うっ……」

 美鶴に見据えられた二人は蛇の前の蛙、といった状況に違いない。
離れた場所の春菜は相変わらず煙草を吹かしていた。

「いつまで煙草吸ってる気?」

これはタバコではありません。チョコです。煙に見えるものは恐らくエクトプラズムでしょう。

 大きく息を吐いて、美鶴の問いに奥にいた一人は煙で応じた。

「あたしらを、ナメてんのか、おい!」

 無視された形となった二人は激昂したようだ。
美鶴は奥にいる不良が只者ではない事に気付いていた。
眼前の二人は雑魚以下に過ぎない。

 美鶴からすれば大振りな、蠅でも止まりそうな右ストレートを一人は繰り出した。

「……」

 軽く頭を動かしただけで、そのパンチは空を切る。
その不良は再度片手で拳を繰り出そうとしたのだが、その希望は叶えられなかった。
美鶴はがら空きの首に手刀を叩き込んだ。

美鶴無双

「ぅ……」

 半ば白目を向いてその不良はその場に崩れ落ちる。

「う、うわぁああああ!!」

 残っていた一人は、自棄気味に殴りかかるが、これも同じ運命を辿る事になった。
驚くべきことに、美鶴はその場を一歩も動かずに、
不良三人を戦闘不能にしてしまったのだった。

しぼう しぼう ひんし

「ふぅ~」

 残った一人は、その光景を見ているのか見ていないのか、
相変わらず煙草を気持ちよさそうに吹き出していた。

何度も言いますが、これはタバコではありません。チョコです。煙に見えるものは恐らくエクトプラズムでしょう。

「は、春菜ぁ……やっちゃってよ、そいつ……」

 最初に腕をひねり揚げられた一人が、うずくまりながら言った。
どうやら煙草を吸っている不良は春菜という名前らしい。

 春菜は煙草をくわえたまま、ジロリと美鶴を一瞥すると、
また視線を戻して煙草をふかし続けた。
壁に背をもたれさせ、気怠そうにしているだけだった。

「春菜、頼――」

「うるせぇよ」

 ピシャリと救いの言葉を春菜は遮った。

「口だけみたいね」

 やれやれと言った体で、美鶴はその場を後にしようとした。
だが、この場所から出る為には春菜の前を通る必要がある。

 美鶴は平然と、一見無軽快に春菜の前を通り過ぎた。

一触即発

「おい」

 後ろからかけられる声。
美鶴が振り向いた瞬間に、大上段の回し蹴りが迫っていた。

不意打ち上等

「!」

 美鶴は振り向きざまに腰を屈めた。
それと殆ど同時に春菜の脚が美鶴の顔があった部分の空を切る。

「顔はやめてもらえないかしら」

 隙を一切見せずに、美鶴は背を伸ばして春菜に向き直った。

戦闘開始!!

「おもしれぇ……」

 煙草をくわえた口の端がニヤリと動いた。

春菜はスッと構えていた。それは空手の型だと美鶴は判断した。

(雑魚じゃないようね……)

 只者ではない。美鶴にそう判断させる春菜は、確かに只者ではなかった。

「いつでもいいわよ」

 そう美鶴が言った瞬間に、春菜の拳が伸びた。恐ろしく早い。

当たるととても痛い

 常人であれば、その一撃で前歯が折れ、血まみれで昏倒していただろう。
その顔面を狙った春菜の拳を受け流す美鶴。

しかしそれは春菜の思う壺だった。

いかん、孔明の罠だ!

突き出した拳はフェイントであり、
本命はしなやかな身体から打ち出される回し蹴りだった。

当たると死ぬほど痛い

 美鶴が罠にかかったのだ。春菜の思い通りの展開。
だが、二段目の蹴りを春菜に使わせるというだけでも
美鶴の技量が並ではない事を物語っている。

「――ッ」

 そして今まさに中段からの回し蹴りが
美鶴のがら空きとなった右脇腹へと叩き込まれる刹那、
美鶴は春菜へ向かって踏み出したのだ。

(ばっ――)

 馬鹿な、有り得ない。春菜は心でそう叫んでいた。
この段階で踏み出す相手など考えられず、そのスピードもまた春菜の想像を超えていた。
美鶴が何をしたのかがまるで追えていなかった。

「はぁっ!」

 美鶴の掌が、春菜の鳩尾に叩き込まれた。
だがそれは満身の力を込められたものではない。
二割程度に力を抑えたものだ。

「がぁっ!?」

!? ←マガジンによくある表現

 ドンッ という衝撃が春菜を襲った。

(何をされた……ッ?)

!?!?!?!? ←マガジンによくある表現

 やけにスローモーションに感じられる光景だった。
くわえていた煙草が口から離れた瞬間、春菜の身体は一メートル後ろに吹き飛んでいた。

キャー 美鶴さーん!

今まで負けた事など一度も無い。しかもこんな一瞬でやられたのだ。

「悪くなかったわ」

今回のサービスカット

 いつも見下すような口調の美鶴が、まんざらでも無い感想を倒れている春菜に告げた。


 異変は既に起こっていたようだ。
教室から聞こえる悲鳴に、葵はビクリと身体を震わせた。

(まさか二日続けて……)

 校舎に戻っていた麗音と葵は、
廊下で学校には似つかわしくない悲鳴を聞いたのは、
美鶴が不良を片付けたのと同時刻だった。

「い、十六夜さんっ」

ちょっと近すぎやしませんか?

 葵は麗音の腕を掴んでいた。身体が震えている事がわかる。

「私の事は麗音で良いよ。それより……今は帰った方が良いみたいだね」

 さり気なく名前で呼ぶ事を許可した麗音は、
帰る事が困難な事になった事を早々に悟らなければならなかった。

「向こうからッ」

ちょっとくっつき過ぎじゃございませんか?

 廊下の向こうからやってくる黒い影。

おうおう、ねーちゃん達ラブラブじゃねーか!

身体にピッタリと張り付くような黒い衣装を身に付けたそれは、
葵にとっては恐怖の姿に他ならない。

クッ、何も思い浮かばない!

振り返れば、反対側からも黒い集団はやって来ている。
前からも後ろからもやって来る集団に挟まれた形となっていた。

「ど、どうしようっ」

 動転している葵。
前回は運良く逃げ切れたが、今回は無理に違い無いという絶望が襲った。
だが、慌てている葵を尻目に麗音は至って冷静だった。
ここは教室に入れば逃げ場はない。廊下では挟み撃ちになる。

手直ししたけど、まだ「ぐぬぬ」っぽい

ならば取りうる手は一つ。

「――大丈夫、葵の事は守るから」

「え?」

 葵は確かに見覚えがあった。
その言葉、そして麗音の横顔。

じ~~っ…

もしかすると、本当にあの人なのかもしれないと葵は思った。

どうみても本人です。本当にありがとうございました。

「いくよ」

 そう言うと麗音は葵の手を握った。
突然の事だが、葵にとってはこれ程安心して、なおかつ嬉しい事はなかった。

「は、はいっ」

本日のサービスカット その2

 普段は走るなと言われている廊下を走った。
麗音は他に目もくれずに正面だけを見ていた。

「え、えぇ!!?」

 これには葵が驚いた。
敵に向かっていくのだから当然だ。
だが挟み撃ちにされるまま留まるのは愚策である。
ここは片方の相手だけを一気に突破するしかなかった。
そして、麗音にはそれが出来る。

 あっという間に正面の怪人達が目前に迫る。
その数は三体。いずれも麗音達の行動が予想外らしく、慌ただしく身構えた。

「イィーン!」

 中央の一体が掛け声を上げる。
瞬間、麗音は葵の手を離した。
葵が手を離した事を残念に思う間もなく、麗音の身体は一〇歩も葵の先を進んでいた。

「はぁっ」

ここから怒涛の麗音無双が始まる

 瞬時に接敵した麗音は、手の平で怪人の顎を突き上げた。

「ィ゛ッ」

ばちこーん!

 中央の怪人の身体が廊下から三〇センチ程浮き上がる。

ドシュッ!

その時には麗音は右の怪人の鳩尾を突いていた。
それほど力を込めた一撃には見えなかったが、
ドスンという重い響きと共に、怪人の身体は廊下の壁へと叩きつけられる。

「イーンッ」

 残された怪人は咄嗟に反応した。
怪人を突き通した麗音の背後を狙ったのだ。
だが、まるで後ろに目があるかのように
麗音は一度も振り返らずに鞭のような回し蹴りを繰り出した。

「!?」

本日のサービスカット その3

 バシンッという強烈な音と共に、
まるで理解出来ないまま怪人の身体は後方へと吹き飛んだ。

 麗音の長い髪が、身体の動きに遅れて揺れた。

キャー 麗音さーん!

トンっと軽くステップをする表情は涼しいままだった。
葵にはそれがまるで理解できない光景だった。

「さあ、今のうちに――」

 葵を振り返った麗音は息一つ乱していなかった。
平然と、何事も無かったかのような顔をしている。

「あ……」

 呆気に取られるとはこの事だった。
だが、葵は別の意味でさらに驚愕する。
志村うしろー!

手を差し伸べる麗音の先にある天井に赤い何かが蹲っている。
天井で蹲る物体の異常さに、思考が一瞬停止する。

「り――」

 考えるより先に声が出た。

「麗音さん上ッ!!」

 葵の叫びと同時に、赤い物体は細長い何かを麗音に伸ばしたのだ。
振り向く麗音の眼前に迫るそれは、怪物のカメレオンのような舌だった。

一年ぶりの登場のリッ○ーさん

「ッ!?」

 麗音の顔が初めて険しいものに変化する。
舌はまるで銃弾のような速度で、一瞬にして麗音の腕へと巻き付いた。

だがドイツ兵もとい、麗音はうろたえない!

獲物を捉えた赤い異形は天井からスッと音もなく地面へと着地すると、
カエルのような姿勢で麗音の腕を絡めとったままジリジリと距離を詰めた。

遊んでると意外と可愛いリッ○ーさん

「り、麗音さんっ!」

 だが、葵には麗音を気遣う余裕など無い筈だった。
後ろからは怪人達が近寄ってくる。

私の麗音に何するのよっ!!

(もう、迷ってはいられない、か……)

 意を決した。生身でこの状況を打破する事は不可能だと麗音は判断した。

「騎装……っ」

ピキーン

 片手で首筋へ手を当てた麗音は、葵の眼前で眩い光に包まれた。

騎装閃士エーデルリッターがを騎装闘衣(所長命名)を装着するタイムは、僅か0.05秒に過ぎない
では、装着の瞬間をゆっくり見てみよう
0.02
0.025
0.03
0.035

服が消え、麗音のあられも無い姿が眩い光の中にうっすらと見えたような気がした。

赤い異形は弾け飛ばされるかのように、舌を麗音から離して後ろへとひっくり返る。

(え、何が……)

漆黒の騎士 エーデル・シュバルツ

 葵は目まぐるしく起こる様々な出来事に、理解が追いつかなかった。
何しろ、制服姿の麗音が光に包まれたかと思った矢先に、
眼前に立っていたのは昨日現れた葵の憧れの存在。

そう、エーデルリッターと名乗った女性なのだから。

葵さんはもうメロメロです




 その頃、茜は窮地に立たされていた。

 他の場所同様、水泳部も例外なく怪人に襲われていたのだった。

ぼいーん

「まったく、こいつら……」

 相手の首筋に手刀を叩き込み、腹部を押し込むように蹴り飛ばした。
それらが殆ど一瞬の動作に見えるかのように無駄の無いものだった。

ばいーん

 既に六体もの怪人を倒していたものの、
水中から伸びる幾本もの赤いロープのようなものが、
水泳部の生徒を水中へと引き摺り込む。

茜だけリッ○ーいっぱい…

茜を水泳部へと勧誘した菊地結衣だけは、
プールサイドの端にいたため無事だったものの、他の生徒全てが水中でもがき苦しんでいる。

「みんなっ」

 結衣はその状況を見つめ、叫ぶ事しか出来なかった。
いくら泳ぎが得意だからといって、水中にいる何かしらの驚異を取り除けるわけではない。

「くっ……」

 茜も歯噛みしていた。
このままでは、水中の生徒は溺れさせられ、ぐったりしたところを連れ去られる。
生身であっても、向かってくる相手であれば難なく打ち倒す事は出来る。
しかし多数の逃げる敵を相手にするとなれば分が悪い。
何人かは連れ去られてしまうだろう。
それを黙ってみている事は茜の性格上とうてい出来るものではなかった。

「結衣……」

 後で美鶴にくどくど注意を受ける事を考えると気が滅入るが、茜は決意した。

「え?」

「これから起こる事、ちょっと内緒にしててくれるかな……」

「……?」

表情”だけ”は3人の中で一番可愛いと思われる

 こんな状況で何を言っているのか、結衣には理解できなかった。
茜の、その半ば余裕のある苦笑が癇に障ってしまう。

「茜さん、何を言って――」

「騎装ッ!!」

シャキーン

 首のチョーカーに手を当てた茜は、結衣の応えも待たずに叫んだ。
それと同時に眩い光が茜を包み込む。

ムーンプリズムパワーっぽい
フォトンブラストっぽくもある
雄々しく 舞い踊れ 運命の戦士よ
金色(こんじき)の翼で 天に羽ばたけ
退くことを知らない 鋼の勇者よ
燃え滾るソウルの命ずるままに

「きゃっ」

 突然の出来事に、結衣は尻餅をついてしまう。

 真っ赤な炎のような閃光、そして現れたのは見た事も無い衣装に身を包んだ女性。

「エーデルロートッ 見参ッ!」

紅蓮の騎士・エーデルロート

 その口上、声は明らかに茜のものだった。

「ビックリさせちゃったかな……さて、と、急がなきゃね」

やっぱり表情だけは(略

「え、あ、えぇ!?」

 頭が状況に追いついていない。
こうした変身ヒロインが存在し、
影ながら平和を守っているという噂は聞いたことがあるが、
まさかそんな光景に出会えるとは思ってもいなかったのだろう。

「説明は後。今は――」

テレッテー

 手甲で覆われた両手に赤い閃光が走り、
それをゆっくりと円を描くように腕を回した。
何かの拳法の型でも見ているかのようだった。

「皆を助けないとねっ!」

 トンっと地面を軽い調子で蹴ると、茜はプールの水面に向かって飛び込んでいた。

「はぁーっ!!」

バーンナッコー

 水面に落ちるかどうかの間合い。拳を溜め、茜はそれを一気に突き出した。
瞬間、水面は大きく揺れ、大きな水柱が上がった。

ちゅどーん





 美鶴に一撃で眠らされた春菜が目を覚ますと、
見たことも無い衣装を着た連中に囲まれていた。
美鶴に倒された他の連中は相変わらず眠っている。

金髪モブ子は五月蝿いので美鶴さんが寝かせたっぽい(手刀で

「何なんだ……」

 痛みはあまり無いが、しばらく気を失っていたせいか頭がハッキリしない。

「おい、これは……」

 問い掛けるが、美鶴は振り返りもしない。

美鶴さん、意外と良い人なんです

「未だ眠っていて欲しかったんだけどもね」

 溜息をつくかのような独り言。

「イィーン!!」

ほい、死亡フラグ

 怪人は痺れを切らしたかのように襲いかかる。
しかし美鶴は一向に慌てた様子を見せなかった。

「ちっ」

 春菜は立ち上がると、美鶴と同じように怪人へと向き合う。

「イィーン!」

 怪人は腕を鋭い槍のように美鶴へと突きを繰り出す。
顔面を狙ったそれは、美鶴が首を軽く傾けただけで空を切った。

戦闘淫にげてー!

「イッ」

美鶴無双は

 そして次の瞬間には美鶴の掌底が無防備な怪人の顎を突き上げていた。

まだ終わらない!!

(こいつ……何者だ? こいつらも一体……)

 その無駄の無い動作を見ていた春菜に、横合いから怪人が襲いかかってくる。

春菜無双開始

「ちっ」

 予備動作無しの横蹴り。
怪人の意表をついた春菜の蹴りは、見事に怪人の胸へと吸い込まれ重い衝撃音を響かせる。

ぼい~ん

(大した事……)

 だが怪人は倒れなかった。一瞬春菜の足を眺めたかと思うと、それを掴み上げる。

「がっ」

 恐るべき膂力だった。
掴まれた足首が千切れると思うくらいの握力で掴まれ、そのまま放り投げられた。

… アルェ~?(・ω・)

「くっぁ」

 受身を取って地面へ叩きつけられる衝撃を逃がすものの、
精神的なショックはそれ以上だった。

くやしい… でも…

「惜しいけど、こいつらには生半可な打撃じゃ効果は無いわ」

 言いながら、美鶴はたった今春菜を放り投げた怪人に、
春菜と同じような横蹴りを繰り出した。

だが、その狙いは顎。

本物の蹴りとは、こういうモノを言うのだよ

今回はまったく意表をついた攻撃では無いが、
その恐るべきスピードに対応出来ない怪人は為す術無く円を描くように後方へと吹っ飛んだ。

「お前は……一体……ぐっ」

そしてこの顔

 ヨロヨロと起き上がろうとしていた春菜の首に突然巻き付く赤い物体。
妙に柔らかく、生暖かい不快な感触が首筋から感じる。
ぬるりと不快な粘液のおまけ付きであった。

「か、はっ……」

 必死に解こうとするが、粘液で滑るそれは首から離れない。
それは校舎の壁に張り付いた赤い怪人から伸ばされた舌だった。

すごい伸びるよ!

 ズルズルと、舌を縮め、春菜を自分の元へと引っ張っていく。
そうはさせまいと春菜は踏ん張ってはいたが、
まるで意味が無いかのように引っ張られて行く速度は変わらない。

うむ、いい顔だ

「はぁ……私も、あいつの事をとやかく言えないわね……」

何だかんだで、やっぱりイイ人

 何度目かの溜息をついた美鶴は、キッと赤い怪人を睨むと、首筋に片手を当てた。

「騎装ッ!」

ジュラピキーン

(な……んだ……?)

 首を締め上げられる苦しさに、霞んで行く視界の先。
美鶴が真っ白な閃光に包まれるのが見えた。
服が消え、そのうっすらと白い裸体に吸いついて行く見た事も無いコスチューム。

このシーンの為だけに
三人の正座を決めることになった
こういうところだけは
所長は妥協しない
というか、作っていて…
たのしーーーー!!!

 ほんの一瞬の間に、春菜の前から制服姿の美鶴は消え、
純白のコスチュームを見にまとった騎士が凛然と立っていた。

輝白の騎士 エーデル・ヴァイス




第2話へ続く…






所長「おぉーい、本当にエロがないぞ!?
   浅谷くん、浅谷くんはどこだっ!!」

期待の新星 雑用係の阿部君

阿部君「副所長なら今日は非番ですよ?」

所長「仕方ない… 今回は阿部君を生贄にするか…」

阿部君「嫌ですよ!お断りしますよ!
    それに、佐渡さんのヌードを見せて欲しいという要望があったじゃないですか!?」

所長「じゃあ、阿部君がサド君に言ってくればいいと思うよ!」

阿部君「ボクを巻き込まないでください!!」

ドS女王 男性怪人担当の佐渡君

佐渡君「…ったく、しょうがねぇな。
    本編で一度も出た事ねぇし、今回は特別だぞ?」

所長「マジ?やった!!佐渡くん、マジ感謝!!」

佐渡君「いいよいいよ、私も楽しませて貰うからさ。
    ほれ、阿部。こっち来い」

阿部君「…へ?」





お手柔らかに…

佐渡君「へぇ、ナチュラルにしては立派なモンもってるじゃない?」

阿部君「…あの…一体、何をするつもりなんですか?」

佐渡君「そんな怖がるなよ。薬品投与も肉体改造もしないから。使うのはコレ。
    我が社の新製品【Orgasm Nasty Hall】通称【オナホ】だけ。わかった?」

ソフトだ!

阿部君「…オナホの形した寄生生物だったりしません?」

佐渡君「安心しなさい、普通のジョークグッズと同じだから。…性能以外はね」

阿部君「性能…?」

佐渡君「それを今からキミにテストしてもらう訳♡」

阿部君にはソフトなのかっ!?

阿部君「ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!?????」

佐渡君「んふふっ、手足を拘束しておいて正解だったわ。
    すごい暴れっぷり♡どうやら性能の方も申し分ないみたいね♡」

阿部君「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

そう考えていた時期が俺にもありました

佐渡君「あはっ、あはははっ……あはははははっ……!!
    あらあら、こんなに射精しちゃって……
    一発でこんな出したら後が大変だぞ?」

阿部君「うっ、ぐぅ…。えっ…?」

佐渡君「オナホ内に浸透している薬品の効果で、精産量が大幅に増加してるのよ。
    だから、このオナホでされてる限りは射精が止まらなくなっちゃうわけ♡
    我が社はコレを拷問器具として売り出そうって話なのよ♡
    って事で、テストを続けましょうか♡」

阿部君「ちょ、まっ!!」

佐渡君「ほらほらほらほらあぁぁーーーー!!!」

阿部君「ぎゃああああああああああああああああああ……」



…6時間後…

次回はエロがあるよね? じゃないと次は所長が…

佐渡君「なかなか良いデータが取れたわ♡
    これなら問題なく売れそうねぇ♡
    ああ、ショタヒーローやイケメンライダー達の
    悶え苦しむ姿が目に浮かぶわぁ~♡」


おわり
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この記事のコメント

変身シーン格好良いですね~。
そしてそれぞれにしっかりとキャプションが付いてるのは流石w
図らずも正体を明かす事を余儀なくされた三人…、
無双モードに入っているとは言え後々それが命取りになりそうですねw

それにしてもリッカー娘がこれに出てくるとは思いませんでしたw
そして阿部君南無…w
2010-05-23 Sun 10:58 | URL | Mizuha #FPjcWNrE[ 内容変更]
脇キャラなんでしょうけどタバコ吸ってた春菜ちゃんがカワエエー!!
このまま助けてもらえずに連れて行かれて戦闘淫化キボンヌ。
怪人化でもOK。
再度敵キャラとしてでてきてほしいなぁ。ww
2010-05-23 Sun 11:11 | URL | 舞方雅人 #zh5v9u1Q[ 内容変更]
所長(´∀`)・・・

おのおのにサブキャラが付きましたねぇ
今後どうなってくか(*´Д`*)
2010-05-23 Sun 13:46 | URL | こはく #AKISHq/w[ 内容変更]
(((゜Д ゜;)))ガクガクブルブル

ごめんよ、阿部くん。
君のことはきっと忘れないから………多分。



それにしてもエロかったなぁ、佐渡さんの精液まみれの表情……

阿部くんには悪いけど、今晩のオカz……


…ガチャリ


おや、こんな時k…ヒィィィッ!!Σ(゜□゜;)



『一部、不適切な表現が流れるため、只今、自主規制用の音声と画像を流しております。
チャンネルはそのままで、しばらくお待ち下さい。』




お・・・お婿さんに行けなくな・・・ゲフッ・・・
2010-05-23 Sun 18:48 | URL | SOUND ONLY #-[ 内容変更]
所長、シューミットさん、お疲れ様です。

おそらくこれをあなたが見ているということは、おそらく私は今、この世には(ry


以下、感想
しばらく、堕ちが無くて淋しかったですが、今回、想像の遥か上を行くなかなかのボリュームで、悪堕ちが無くても、楽しく読まさせていただきました。

というのも、おそらくシューミットさんの妥協の無さと、所長の八時間にも及ぶ努力の賜物なのでしょう。
お二方とも、本当に今回はお疲れ様でした。


さて、今回で伏線がある程度出揃ったみたいですね。
個人的な予想としては、サブヒロイン達の悪堕ちがあって、その後、ブリュンヒルデの堕ち話、そしてエーデルリッターの堕ち話に繋がっていくのかな~、と。

…なーんて、サブヒロインの数と新型怪人の数が一致しているので勝手に予想を建ててしまいました。
気を害してしまわれたら、すみませんm(__)m

そういえば、リッキーが出ていましたね。
今後もそういった過去の怪人が出てくるかと思うと、わくわくしてきます。

余談ですが、過去に苦戦した強敵軍団が復活!!ライダー絶対のピンチ!!とかそういったノリは自分の大好物です。


復刻という視点で見ると、序章に出てきた戦闘淫ってよく見れば商品紹介の時の少女に結構、似ているんですよね。
これも、やはり、所長の散りばめたお遊びでしょうか?


さて、長くなるのでここまでにしておきますが、今回も本当に楽しまさせていただきました。

ここまで具材が洗練されていると、早く、続きが読みたくてたまらなくなってしまいます!


と、言いたいところですが、やはり、お身体は大事。
通常更新や堕落惑星の方もあるみたいですし、あまり無理せず頑張ってください!


次回も素晴らしい文章と画像を期待しています!!!
2010-05-23 Sun 20:05 | URL | SOUND ONLY #-[ 内容変更]
>Mizuha様
変身シーンは今回二番目に手をかけただけあって、
カッコイイと言って下さると嬉しい限りです。
キャプションはその場のノリとか、
深く考えないで書く為に
画像とまったく関係なかったりしますが、
ここまで書いたんだから何か書かないと、とw
三人は個々のレベルはそこそこ高いですが、
チームワークは皆無なので、ソコを狙われてしまうのかなぁ~?と、
私も楽しみにしているところです。
まさか、過去の登場したリッカーが登場するとは…
私もビックリでした!


>舞方雅人さま
春菜可愛いですよねー!シュー様製作のキャラクターなのですが
製作者の贔屓なのか、主役三人と同じくらいに個性的で
シーンも多く割かれてる感が…w
彼女はこのまま連れて行かれてしまうんですかねー?
個人的には敵になってくれると信じてますが
シュー様の今後の”悪巧み”で彼女がどうなるのかは、
私も楽しみでしかたありませんw
ちなみに、今回一番力を入れたのは、美鶴と春菜のケンカシーンですww
2010-05-24 Mon 03:13 | URL | アクノス所長 #mQop/nM.[ 内容変更]
>こはく様
サブキャラ3人がどういった風に話に関わってくるのか
所長も楽しみです。
葵と春菜がキャラ立ち過ぎて、水泳部の結衣が不憫すぎて仕方ない…
(出番も少ないしねw)


>SOUND ONLY様
ほぼ一ヶ月、ブログを更新していなかったようなモノですのし
エロも皆無と言う事で阿部君と佐渡君にはエロエロで頑張ってもらいました(笑)
今回の佐渡君は非常にソフトだったですが、
深入りすればそれこそお婿に行けない身体にされてしまいますので、お気をつけてw
シュー様は堕ちにコダワリをもっていらっしゃるので、
登場>即堕とす よりも、じっくりとキャラクターの活躍や人間関係を
読み手に理解してもらい、感情移入させてから堕とすという事なので
今回は畑を耕す事からだそうです。
恐らく次回から、怒涛の堕ち展開かしら?w
私も過去に登場した強敵が復活、複数に囲まれてヒーローがピンチという展開は大好きです。
リッカーの他にも今後、過去に紹介された怪人達が出てくるのかは不明ですが
新怪人も過去の連中に負けず劣らずの個性的なキャラクターが登場するようです。

序章に出てきた戦闘淫ですが、同じキャラクターですねw
あの青い髪の子は今回元に戻ってしまいましたが、
今後も数多く登場する戦闘淫の中に、紛れ込んでいるかもしれませんw

非常にボリュームの多い作品ですので、第2話はまた来月?になるやもしれませんが、
その間に所長の右脳で考えた小話などで、時間稼ぎをするつもりですw
2010-05-24 Mon 04:35 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
変身シーンがかなり凝っていて素敵ですね。
これからの展開が楽しみデス。


阿部くん・・・
2010-05-24 Mon 20:21 | URL | チノマナコ #OARS9n6I[ 内容変更]
>チノマナコ様
変身シーンを褒めてくださってありがとうございます!
今後の展開を楽しみにしていてくださいませ!

…阿部くんは犠牲になったのだ…
2010-05-25 Tue 03:29 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
>騎装を見た(春菜・葵・結衣)3人
是非どちらかのルートを
ルート①
変身を見た3人がエーデルリッター『セカンド』チームとして、登場
ルート②
変身を見た3人を誘拐・洗脳して『闇』側の戦士(エーデルリッター)登場

2010-05-29 Sat 13:14 | URL | 鴉 #SFo5/nok[ 内容変更]
>鴉さま
シュー様に聞いたところ、
春菜はともかく、葵と結衣は戦闘力がないのでエーデルになる可能性は低いそうです。
となると、ウチの研究所にさらわれて肉体改造されて闇の戦士になるのでしょうかね?
そこら辺は私も楽しみだったりします。
2010-06-01 Tue 00:10 | URL | アクノス所長 #LkZag.iM[ 内容変更]
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